歯ぎしりとてんかんの場合はテグレトールやデパケン

てんかんというものは、脳神経における電気的な興奮によって発作が生じる病気です。てんかんとひと口に言った場合であっても、その症状は多種多様であると言われています。てんかんの発作は大脳の電気的興奮が生じる場所によって、引き起こされる症状が異なるもので、手足をガクガクと曲げ伸ばしをする間代発作や、短時間において意識が消失する欠神発作、感情の変化や特殊な症状がみられる複雑部分発作、全身や手足がびくっとするミオクロニー発作などがあります。
睡眠中にてんかんが生じることもあり、中には歯ぎしりをする症状が起きることも考えられます。てんかんの種類は脳の一部から興奮状態が始まって、そこから全体に広がるものを部分発作、最初から脳全体において興奮状態になっているものを全般発作と言います。
抗てんかん薬として知られているテグレトールは、部分発作の治療薬となっており、全般発作の際には強直間代発作以外は服用することができません。全般発作の代表的な症状として挙げられる、欠神発作やミオクロニー発作、脱力発作が生じているときには、デパケンなどの抗てんかん薬が処方されます。テグレトールの有効性が無いと考えられている全般発作に対して、服用してしまったときには、てんかん発作の症状が悪化したり、誘発される可能性があるために注意が必要になります。
薬物治療に関しては、主治医の指示を守って規則正しく治療薬を服用することが大切です。抗てんかん薬は発作が少なくなった場合であっても、自己の判断によって服薬を止めることなく、主治医に相談した上に考える必要があります。抗てんかん薬による適切な治療を行うことで、7割から8割の患者が発作のコントロールができるようになると言われています。